DSPの広告出稿における課金形態と費用感を分かりやすく解説

WEB広告に携わる方であれば、一度は聞いたことがあるDSP広告。
DSP広告と一口にいっても、国内には多数のサービスが存在します。


本ブログでは、これからDSP広告の出稿を検討されている方に向けて、DSP広告とは何か?

仕組みや広告出稿の費用感などをお伝えします。

 

まずDSP広告とは何か?おさらいをしていきましょう。

▼この記事はこんな方におすすめです。

・Webマーケターになって間もない方
・新卒でWebマーケティングに携わる方
・これからDSPの広告出稿を検討している方

 

目次を表示

 

 

 

 

 1.DSP広告とは?

 

DSP広告のDSPとはDemand-Side Platformの略称で、広告主向けに費用帯効果を最大化するためのプラットフォームを指します。

広告出稿における配信ターゲット、配信先メディア、入札戦略・クリエイティブの最適化を計るプラットフォームです。

 

DSPを解説する際に同様によく聞くワードとして、SSP(Supply-Side Platform)というものがありますが、SSPはDSPとは逆に、広告枠を提供しているメディアの収益を最大化させるためのプラットフォームです。

 

▼SSPについては下記のブログで解説しております。

【SSPとは?】仕組みやDSP・アドネットワークとの違いを解説します!

 

1.1 DSP広告の仕組み


 

次にDSP広告の仕組みを見ていきましょう。DSPの一連の広告取引を図で表すと下記になります。

 

DSP広告仕組み

 

簡単に解説すると、下記の流れで広告取引をしています。

➀ ユーザーが広告枠を保有するメディアを閲覧


② 広告枠を保有するメディアからSSPに広告配信したいリクエストを送付

 

③ SSPからDSPに、ユーザー情報を送付し、いくらで掲載したいか入札オークションを募る

 

④ 各DSPから入札金額をSSPに提示
例、A社:80円、B社:90円、C社:100円と入札金額をSSPに提示

⑤ SSPがDSPの最高入札金額をメディアに提示
例、C社:100円が最高入札金額であることを、SSPがメディアに提示

 

⑥ メディアが最高入札金額で落札したDSPへ、掲載リクエストを送付


⑦ ユーザーに最高入札金額で落札したDSPの広告が表示される
例、C社の広告がメディアに表示される

この一連の広告取引をRTB(Real Time Bidding)といいます。
次にこのRTBについてもっと詳しくみていきましょう。

 

 

1.2 RTB(Real Time Bidding)とは?


 

RTBとはReal Time Bidding(リアルタイムビッディング)の略称で、DSP、SSP間で広告枠の1インプレッションが発生するたびに、リアルタイムに入札を行い広告取引をする仕組みを指します。

上述した入札の仕組みこそがRTBで、この取引は0.1秒以内に処理され、ユーザーに広告表示をしています。

入札オークションには、主に2通りの落札方法が存在します。

この落札方法は、入札金額のオークションにおいて非常に重要なもので、各DSPに接続するSSPでセカンドプライスオークションを採用しているか、もしくはファーストプライスオークションを採用しているかが異なります。

そのため各SSPでどちらの落札形式を採用しているかなど、事前に確認し広告運用時における入札戦略を適切に組みましょう。

 

 

 

セカンドプライスオークション

 

セカンドプライスオークション

 

従来の広告取引は、セカンドプライスオークションが一般的で、A社~D社の入札額が下記の金額であった場合、一番高く入札金額を提示したD社が、まず広告を表示する権利を得て、実際の取引金額は2番目に入札したC社:40円に、+1円をした41円で取引されることが多い取引形態でした。

A社:30円
B社:35円
C社:40円
D社:45円

 

 

ファーストプライスオークション

一方ファーストプライスオークションは、シンプルに一番高い入札額を提示した広告主が、広告枠を落札する形式になります。
近年Googleが、セカンドプライスオークションから、ファーストプライスオークション形式に変更したことで、今後ファーストプライスオークション形式も増えていくと予想されます。

ただし、セカンドプライスオークションとファーストプライスオークションという2つの落札形式が存在することによって、より入札する広告枠の適正価格の見極めが重要となります。

また、ファーストプライスオークションにおいては、一番高い金額で入札した広告主の入札額が、購入金額になるため一般的にセカンドプライスオークションと比較して入札単価が高くなる傾向があるので、注意が必要です。


正しくそれぞれの落札形式を把握し、日々の広告運用に活かしていきましょう。

 

 

1.3 アドネットワークとの違い


 

アドネットワークは広告枠を複数束ねているため、配信先・クリエイティブ・配信期間など、調整可能なことが多く、広告配信における工数が削減されたことによって、大量にリーチできるようになりました。

 

ですが、評価が悪いWebメディアに掲載されたり、自社のターゲットではないユーザーに広告配信をされるなど、意図しない広告掲載が問題となっていました。

DSPとアドネットワークとの大きな違いについては、アドネットワークは広告枠を束ねている「面」に広告配信をすることに対して、DSPは「人=ターゲティング」ができる点が大きく異なります。

 

▼DSPについては下記のブログで解説しております。
【2022年最新】DSP広告とは?仕組み・メリデメ・選定ポイント~主要DSP運営企業7社をやさしく解説

 

 

 

 2.DSPの出稿課金形態

 

次にDSPの課金形態について解説します。
DSPでは主な課金形態としては「CPM」と「CPC」に二分されますが、大多数が「CPM」を採用しているケースが多いです。

 

image1-1

 

■「CPM」
CPMは「Cost Per Mille」の略で、Web広告を1000回表示した場合の広告コストです。
CPMを求める計算式は下記の通りになります。
CPM=広告表示に掛かるコスト÷表示回数×1000
   =1インプレッション単価×1000

例、
➀広告表示にかかるコストが50,000円、且つ表示回数が10万回の場合
50,000円(コスト)÷100,000(表示回数)×1000=50円(CPM)

②1インプレッション単価が0.08円の場合
0.08(1インプレッション単価)×1000=80円(CPM)

 

 

CPM(Cost Per Mille)の計算式

 

「CPC」

 

CPCは「Cost Per Click(コストパークリック)」の略で、1クリック辺りの広告費を指します。
CPCを求める計算式は下記になります。
CPC=広告表示にかかるコスト÷クリック数

例、
➀ DSPの広告表示にかかるコストが10万円、クリック数が1000クリックの場合
100,000円(コスト)÷1000(クリック)=100円(CPC)

各DSP企業によって、対応している課金形態も異なるため、DSPの広告出稿時は課金形態を確認した上で進めましょう。

 

 

 

 3.DSPの広告選定基準とポイントを解説

 

ここまではDSPについて仕組みや課金形態について解説しました。

では実際にDSP広告を出稿するにあたって、いくつか抑えるべきポイントをお伝えします。

 

今回解説するポイントはDSP広告だけではなく、各種Webプロモーションにおいて重要となるため、しっかりとポイントを抑え広告効果の最大化につとめましょう。

 

Point

①配信目的・目標を明確化する

②ターゲットを決める

③ターゲットにあったクリエィティブ制作

④在庫・配信ボリュームの見積もり

⑤課金形態・最低出稿料金の確認

⑥配信先の選定

⑦運用サポートの有無

 

一番重要となるのが配信目的・目標で、これはDSPを選定する際に限った話ではありませんが、目的・目標をしっかりと定めるために、自社の課題を明確化し、課題に応じた解決策(手段)を選定ましょう。

 

課題が明確化すれば、自ずとターゲット部分も明確化するでしょう。

ターゲットが明確化している場合、そのターゲットに対しアプローチが可能なDSP企業を選定する必要があり、各DSP企業に自社が狙いたいターゲット像を伝え、どんなターゲティングができるか確認しましょう。

 

ターゲット像が明確化し、ターゲティングが決まれば次はクリエイティブ制作です。

クリエイティブは、ターゲットとしているユーザーに向けて、どんなコピーであれば響くか、期待する行動アクションは何かを想像し、そのユーザーのペルソナ像を考えて制作する必要があります。

いくつかパターンを検討し、A/Bテストを実施しながらターゲットに刺さるクリエイティブを検証できるようにしておきましょう。

 

またターゲットを絞って配信する場合、配信ボリュームに欠ける場合もありますので、都度DSP企業に見積もりを依頼しましょう。

配信先の選定についても同様で、見積もりを依頼するタイミングで主要な掲載先についてもヒアリングするといいでしょう。

 

各DSP企業によって、広告運用サポートが手厚い場合もあれば、逆にアルゴリズムに任せているような場合もあるため、目的・目標を達成するために、どちらのDSPが親和性が高いかを考え選定しましょう。

 

下記はほんの一例ですが、DSP企業へ広告を出稿する際はポイントを明確化し、下記のようにポイントや情報を整理しておくと、見積もりの際にスムーズに進むでしょう。広告代理店にお願いする場合にも同様です。

 

広告出稿時におけるポイント整理

 

・整理すべき情報

例 訴求商材がウェビナーツールで、Webサイト経由でリードを獲得したい場合

 

・課題:情報通信業が受注に結びついてる比率が高く、情報通信業のリード件数を伸ばし売上を最大化したい

 

・配信目的:情報通信業のリード獲得母数の最大化

 

・目標CPA:15,000円

 

・目標:全体のリードを獲得する目標のうち、DSPでどの位リードを獲得すべきか試算する

 

・広告予算:30万

 

・ターゲット:情報通信業に務めている、イベント開催担当者、マーケティング担当者、又は営業企画担当者

 

・配信時期:2022年3月

 

 

 

 4.DSPの出稿にかかる費用感は?

 

 

DSPの広告出稿にかかる費用感は一概には言えませんが、まず各DSP企業が最低出稿料金を設けているか否かを確認しましょう。


DSP企業によっては、最低出稿料金を設けていない所も多数存在しますが、これは活用できるターゲティング手法やセグメントによって、料金が異なってくるケースがあります。

また最低出稿料金も大事ですが、一番大事な点はDSP広告を出稿して、目的としている目標値・KPIが達成できるか否かになります。


DSP企業1社に出稿し、目標数値が達成できるのであれば、選定するDSPは一つに絞ったほうがよく、また広告予算が潤沢にあり、件数を最大化させたい場合には、複数社を活用するケースも考えらます。
そのため、まずは目標値に立ち返って、状況により手法を検討するといいでしょう。

 

 

 

 5.マイクロアドが提供するDSP

「UNIVERSE Ads」

 

 

ここまでは、DSP広告の仕組み・DSP企業の選定基準についてお伝えしました。


マイクロアドは、2021年1月より「UNIVERSE Ads」という新しいDSPをリリースしております。
従来運営していた「MicroAd BLADE」の、25,000社の取引実績によって培ったノウハウを元に、多種多様なマーケティングニーズに対応すべく開発された新しいDSPです。

210社を超えるデータプロバイダーと接続する、データプラットフォーム「UNIVERSE(ユニバース)」と連携することで、さまざまな切り口でのターゲティング構築を得意とし、低コストで広告を配信できる点が特徴です。

 

 

 

▼UNIVERSE Adsについて下記ブログで詳しく解説しています。
【最新DSP】マイクロアド社のDSP『UNIVERSE Ads』を徹底的にご紹介します

 

 

 

 6.まとめ

 

このブログでは、DSP広告とは何か、具体的な仕組みからDSP企業の選定ポイント・費用感について解説しました。

 

DSPの広告出稿する企業を選定する際は、自社の達成したい目的・目標に立ち返り、達成しうるかを検討することが重要です。

 

また、DSP広告は技術のアップデートも盛んなため、各社の最新情報を抑えつつ活用していきましょう。

 

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