Web広告の媒体とは?種類・特徴・運用方法を徹底解説
Ads Universityブログ編集部
UNIVERSE Adsの紹介から、WEBマーケティングに携わる方向けに、アドテクノロジーに関わる幅広いコンテンツをお届けします。
ビジネスのマーケティングにおいて非常に大きな意味を持つWeb広告ですが、近年では一口にWeb広告といっても多くの種類が登場してきています。
そのため、「どれを選んだらいいのかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、多くのWeb広告媒体の特徴や運用方法を解説していきます。
目次を表示
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1.1 テストマーケティングの段階
1.2 新たなサービス・商品を広く認知させたいとき
1.3 新規のユーザーを増加させたいとき
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2.1 リスティング広告媒体
2.2 ディスプレイ広告媒体
2.3 アドネットワーク広告媒体
2.4 リターゲティング広告媒体
2.5 ネイティブ広告媒体
2.6 アフィリエイト広告媒体
2.7 純広告媒体
2.8 記事広告媒体
2.9 SNS広告媒体
2.10 動画広告媒体
2 .11 リワード広告媒体
2.12 メール広告媒体
2.13 デジタル音声広告媒体
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3.1 目的を明確にする
3.2 ターゲティングを明確に行う
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4.1 適切なターゲットにリーチ可能
4.2 ターゲティング・効率的な広告配信を両立
4.3 あらゆるターゲットカテゴリに対応可能
- まとめ
昨今のマーケティングにおいて非常に重要視されているWeb広告ですが、タイミングを見極めずに利用しても思うような効果は上げられないことが多いです。
そこでここでは、Web広告が高い効果を発揮するタイミングを紹介していきます。
1.1 テストマーケティングの段階
Web広告は、新規のサービスや商品を開発・発表する前のテストマーケティングの段階において効果を発揮する場合が多いものです。
アンケートやモニターの募集をかけるなどの方法で、事前に商品・サービスに対するユーザーの反応予測が可能なためです。
また商品・サービスの開発に先立ち検索キーワードのモニタリングも行えるため、マーケティングにおいてのヒントにもなります。
このように、テストマーケティングの段階のWeb広告は非常に重要な側面を持っています。
1.2 新たなサービス・商品を広く認知させたいとき
新たなサービス・商品の認知を広く拡大させたいときにもWeb広告は有効です。
Web広告は、インターネット上のユーザーの趣味や興味、年齢、性別、どんなことを検索しているかなどに合わせて配信されます。
そのためWeb広告の利用により、新たに世に出たサービス・商品であっても、興味を示す可能性の高いユーザーに表示され、認知を広げられます。
また、Web広告は管理ツールからユーザーの反応やクリック率などの確認が可能です。
そのため、新たなサービスの課題点・伸ばすべき点を逐一把握し改善できます。
1.3 新規のユーザーを増加させたいとき
新規のユーザーを増加させたい場合にも、Web広告の利用は有効です。先述のように、Web広告は興味を示しそうなユーザーへ選択的に配信されます。
そのため、テレビCMや新聞広告などのオフライン広告では情報を届けられなかったユーザーに対しても広告を配信し、購入・申し込みにつなげられる可能性が高まります。
また掲載する日程を調整し、好きな特定の数日間内で配信を行うと、ユーザーがどんな時間帯にインターネットにアクセスしようと広告を目にすることができ、ユーザーの増加を図れます。
これは、広告が流れている時間にユーザーがテレビをつけていなければ情報を受け取れないテレビCMと比べ、優れている部分であると言えます。
先述のように、Web広告にはさまざまな種類があります。そして当然、その種類に応じた広告媒体も多岐に渡り、それぞれ得意分野が異なっています。
そこでここからは、Web広告の媒体の特徴や得意なこと・苦手なことを詳しく解説します。
2.1 リスティング広告媒体
リスティング広告は別名「検索連動型広告」と呼ばれ、検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに関連して検索結果の上部に表示されます。
能動的に「検索」をしているユーザーに表示される広告のため、コンバージョンにつながる可能性が比較的高いものです。
また広告に用いられる文章を自分で決められたり、広告出稿にかかる費用が安価で済んだりなど、さまざまなメリットが存在します。
リスティング広告を出稿するために用いる媒体にもさまざまな種類があり、競合や掲載先などそれぞれの特徴を理解しながら使用すると大きなメリットを得られます。
代表的なリスティング広告の媒体にはそれぞれ以下のような特徴があります。
・ユーザー数が多い or 少ない
・ほかの媒体との連携ができる
・求人に特化したユーザーが集まる
・広告文を長く設定できるため、伝えられる情報量が多い
こういった特徴のある媒体から、ご自身の求めるリスティング広告に近いものを選ぶのが大切です。
2.2 ディスプレイ広告媒体
ディスプレイ広告はWebサイト・アプリ内に表示される広告です。画像内や動画内にテキストを入れた形で表示され、ユーザーがクリックすると別のサイトや申し込みページに、ユーザーが移動する形になっています。
能動的なアクションを起こしているユーザーが対象のリスティング広告とは異なり、さまざまな属性のユーザーに届けられるのが特徴です。
リスティング広告の媒体と同様に、ディスプレイ広告の媒体にも種類があり、以下のように得意なことが分かれています。
・世界規模でユーザーが多く、掲載先のWebサイトも多い
・日本国内での広告配信に特化している
・動画の形でディスプレイ広告を配信できる
・ターゲティングに優れている
ビジュアルの要素が強いディスプレイ広告は、どのようなデザインでその層に刺すかが非常に重要です。
2.3 アドネットワーク広告媒体
アドネットワーク広告とは、WebサイトやSNSなど複数のメディアへまとめて広告を配信する広告形態です。
各メディアごとに広告設定するのではなく、すべてのメディアを「一つのメディア」として一元的に管理できます。
アドネットワークを提供している媒体には以下のような特徴があります。
・幅広いジャンルのアプリへ広告配信ができる
・動画による広告配信が得意
・配信へのサポートが充実している
・独自の枠にPR動画を流せる…など
色々なメディアへの対応が求められるアドネットワーク広告媒体は、媒体ごとに全く異なる特徴を持っている場合も多いです。
また、備えられている機能も多彩なので、慎重に検討を行うようにしましょう。
2.4 リターゲティング広告媒体
リターゲティング広告とは、その名の通り2回目以降にWebサイトを訪れたユーザーへ表示される広告を指します。
Cookieを介してユーザーのWebサイト訪問状態を記録しておき、2回目以降の訪問者には指定の広告を表示する…といった仕組みです。
リターゲティング広告の媒体は、以下のように得意分野がはっきりしているものが多くなっています。
・過去のレジャー・観光情報をもとにターゲティングを行う
・駅や路線への検索と連動して広告配信
・競合するサイトのユーザーのみを捉える…など
自社の商品やサービスの属性に合わせてピンポイントに選択できるのが、リターゲティング広告媒体の強みと言えそうです。
2.5 ネイティブ広告媒体
ネイティブ広告とは、Webサイト内の一記事のように表示される広告です。ブログの記事一覧やツイッターのタイムライン上に、ほかの記事やツイートと似た見た目で表示されるため、ユーザーに「広告」と意識させずに商品・サービスを広められます。
ネイティブ広告の媒体には以下のような特徴があります。
・メディアのデザインに合わせたデザイン
・広告の配信結果についてのレポート作成が可能
・独自のアルゴリズムを持つ
・ユーザーが閲覧しているページに合わせた広告作成…など
サイト内にいかに溶け込めるかが重要なネイティブ広告媒体、デザインの質や柔軟性でどの媒体を利用するかが分かれそうです。
2.6 アフィリエイト広告媒体
アフィリエイト広告は、広告主の商品・サービスの広告をメディア主にWebサイト上に貼ってもらい機能する広告形態です。
この広告がクリックされたり購入につながったりすると初めて料金が発生するため、費用対効果が高い広告形態と言えます。
ただしアフィリエイト広告を出稿する際にはASP(広告の管理会社)に対して費用を支払う必要があるため、その点には注意が必要です。
このASPがアフィリエイトの広告媒体で、各ASPごとに以下のような特徴があります。
・会員・案件の数が圧倒的に多い
・特定のショッピングサイトのアフィリエイトを扱っている
・ほかのASPでは扱っていないジャンルのアフィリエイトを扱っている…など
アフィリエイトはASPごとに取り扱っているジャンルが全く異なる場合もあるので、自身のビジネスに合わせて適切なものを出稿するのが大切です。
2.7 純広告媒体
あるメディアの広告掲載枠を買い取り、そこに広告配信を行う広告形態を純広告と呼びます。
基本的に契約を交わしたメディアにしか広告は表示されず、お金のやり取りもそこにしか発生しません。
成果の見込めるメディアにのみ広告を配信し、費用対効果を高められます。
純広告の媒体として有効に活用できるメディアは大型のものが多く、それぞれ以下のような特徴を持っています。
・日本最大級の検索エンジンで全国の人々が利用する
・天気予報に関するWebメディアで世代を問わず多くの人が利用する
・メディアを訪問するユーザー層が特定しやすい…など
多くの方が訪れる、あるいは狙ってるユーザー層が訪れるメディアに広告を出稿すると大きな広告効果が得られる可能性が高まります。
2.8 記事広告媒体
記事広告とは、広告主の商品・サービスについての記事をメディア主が作成し、そのメディアを訪問したユーザーに対して直接的にPRを行うといった手法です。
広告主が商品・サービスを広めるための「PR」ではなくあくまでメディア主の「体験・感想」として掲載でき、ユーザーから信頼してもらいやすくなるのが特徴です。
基本的に媒体ごとで記事内容に大きな違いはありませんが、以下のようにメディアごとに取り扱っている内容が異なっています。
・ビジネス系
・ニュース系
・ファッション系…など
そのため、広告出稿を考えている商品・サービスのジャンルや性質に合わせて媒体を選ぶとよいでしょう。
2.9 SNS広告媒体
SNS広告とは、TwitterやFacebook、LINEなどに表示される広告で、SNSへの登録情報をもとに詳細なターゲティングができたり、タイムライン上に表示され潜在層へアプローチしやすくなるのが特徴です。
また、SNSの拡散力の強さから商品・サービスの認知拡大にも非常に役立つため、使い方次第では大きな効果が見込めます。
SNS広告媒体には以下のようなよく知られているものが挙げられ、それぞれに特徴があります。
・LINE:日本の生活インフラとして定着し、幅広い年齢層に広告配信が可能
・Instagram:静止画や動画で広告配信が可能で、細かくターゲットを指定できるのも魅力
・Facebook:年齢層が高く、ビジネスの場での利用が大きい
・Twitter:広い世代に普及しており、拡散力が高く、絶大な広告効果を産むこともある
上記のように、国内外で広く使われているSNSはそれぞれに特色があり、しっかりと特色を理解したうえで自社ビジネスに合ったものを選ぶ必要があります。
2.10 動画広告媒体
動画広告とは、動画フォーマットを用いて配信される広告を指します。YouTubeの動画に差し込まれる広告が代表的な例です。
Web上に表示されるほかの広告と異なり、動きや音を用いて具体的な情報をユーザーへ伝えられます。
最近では動画広告を出稿できる媒体の種類も増えており、代表的なものには以下があります。
・YouTube:ユーザー数が圧倒的に多く、たくさんのユーザーに広告を届けられるが審査に期間を要する点はデメリット
・TikTok:年齢層が低く、エンゲージメント力が高いのが特徴で、年齢層の偏りによるターゲティングのしやすさも魅力的である
・Twitter:ユーザー数と拡散力が魅力的であり、広告にかけた費用以上の効果が出ることもあるが、ターゲティングの精度が低いのが難点
自身のビジネスがどういったユーザー層をターゲットをしているなど、広告出稿に求める要素で使い分けるとよいでしょう。
2 .11 リワード広告媒体
リワード広告は、広義ではアフィリエイト広告の一つで、広告が掲載されているメディアで商品・サービスの購入や申し込みが発生すると、それに応じてメディア主に対して広告主から報酬がポイントやアイテムとして支払われるといった仕組みです。
リワード広告の媒体には以下のような特徴があります。
・広いユーザー層へアプローチが可能
・リワード広告以外の広告形態にも対応
・継続的な利用の促進が得意…など
アプリなどでの表示の多いリワード広告、アプリの継続率なども広告の効果に関わってくるため、慎重な検討が大切です。
2.12 メール広告媒体
メール広告とは、Eメールを利用して直接ユーザーへ商品・サービスの宣伝を行う広告形態です。
メールアドレスと共に事前に情報を登録しているユーザーのみが対象となるため、ターゲティングの精度が高いものです。また、Webサイトやタイムライン上での広告のようにスクロールで流れていくような広告ではないため、しっかりと読んでもらえる可能性が高いといったメリットがあります。
メール広告は媒体によって内容が大きく変わったりはしませんが、ジャンルが幅広いため、自身のビジネスに合ったジャンルを選択するようにしましょう。
2.13 デジタル音声広告媒体
デジタル音声広告とは、ラジオやポッドキャスト、音楽ストリーミングサービスなどの音声メディア上で配信される広告です。
ほかの広告のようにターゲティングが行えるほか、ストリーミングサービスを利用するにあたっての登録情報をもとに配信を行えるため、配信する内容も、より個人に寄り添った内容にできます。
上記のようなラジオやポッドキャスト、音楽ストリーミングサービスがそのまま媒体となっており、ターゲットの年齢層や属性から適切なものを選ぶ形になります。
13の媒体については「Web広告とは? 広告媒体13種類の特徴や費用も徹底解説!」でも詳しくご紹介していますので、ぜひご参考ください。
ここまでさまざまなWeb広告媒体を紹介しましたが、ここまで多いとどの媒体を利用したらいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、Web広告の媒体を選ぶ際にはどのようなポイントに注意したらいいのかについて解説を行います。
3.1 目的を明確にする
Web広告を利用する際に特に大切なのは「Web広告を利用する目的を明確にする」ことです。
ユーザー数を増やすために広告を配信するのか、それとも認知を拡大したいのかなど、目的に応じて使用する広告は変わります。
また、広告の種類が変われば媒体も変わります。より自社の目的にマッチした媒体を選択し高い広告効果を挙げるためには、まずその目的をはっきりとさせるのが必要不可欠です。
何をどの程度達成したいのか、そのためにはどのような条件があるのかなどを明確化し、その条件にぴったりな広告や媒体を選ぶようにしましょう。
3.2 ターゲティングを明確に行う
Web広告を利用する目的がはっきりしたら、それに伴いターゲットを明確に定めましょう。
ターゲットによって、使用するメディア、興味の対象、インターネットにアクセスする時間などは大きく異なります。
ターゲティングがうまくできていないと、広告の配信形態とターゲットの生活様式とが噛み合わず、思ったような広告効果を得られません。
明確なターゲットを決め、そこに合わせた媒体選びをしましょう。
ここまでWeb広告媒体について解説を行ってきましたが、Web広告媒体の利用に際しても以下のような事象で困っている方は多いのではないでしょうか。
・ターゲットに適切にリーチできているのかわからない
・ターゲットの条件と配信量との両立が難しい
・適切なターゲットが見つからない
そこでここからは、これらの課題点を解決できる手段の1つとして、マイクロアドが提供するDSP「UNIVERSE Ads(ユニバースアズ)」をご紹介します。
4.1 適切なターゲットにリーチ可能
「UNIVERSE Ads」の大きな特徴として挙げられるのが、ターゲティングの的確さです。「UNIVERSE Ads」では、実際に広告配信をおこなったあと、ユーザーがどのような反応を示しているかの追跡が可能です。
これにより、広告がターゲットに届けられているか、広告の効果は発揮されているかの可視化ができ、その結果をもとに再度ターゲティングのチューニングが可能となっています。
「せっかく広告配信したのにうまくターゲットに届けられていなかった…」といった事態を避けられます。
4.2 ターゲティング・効率的な広告配信を両立
しっかりとしたターゲティングは、ユーザーに必要な条件を増やしていく、つまり門戸を狭くしていきます。そのため、ターゲティングを緻密に行うほど基本的には広告を届けられるユーザー数は減っていきます。
ですが「UNIVERSE Ads」は、国内最大級の配信ネットワークを保有しているため、ターゲティングと配信量の両立が可能です。
4.3 あらゆるターゲットカテゴリに対応可能
DSPを利用する前提のターゲティングで、しばしば問題となる事象として、「自社で定めたターゲットにDSPが対応していない」といったことが挙げられます。せっかく適切なターゲットを定めても、広告を届けられないのでは意味がありません。
「UNIVERSE Ads」のターゲティングでは、ターゲティング手法やユーザーに合わせた独自のターゲティングメニューを幅広く用意しており、自由なターゲティングが可能です。
また広告の形態もターゲットに合わせてあらゆる形にカスタマイズでき、多種多様なニーズにしっかりと応えられます。
今回の記事ではWeb広告を出稿する際のさまざまな媒体についてお話ししました。
多彩なWeb広告媒体がある中、適した媒体を選び出すのは非常に困難な作業です。
自社の商品・サービスの性質・ターゲットなど、広告配信を行う意味についてしっかりと検討したあとに、試行錯誤を繰り返すことでようやく高い広告効果が現れるようになります。
広告配信がどうしてもうまくいかない、自社製品に合う広告形態が見出せない方はマイクロアドの提供する「UNIVERSE Ads」をぜひ一度ご検討ください。
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