Web広告とは? 広告媒体13種類の特徴や費用も徹底解説!

広告とひとくちに言っても、その種類や配信方法は多岐にわたります。目的に応じた配信方法を選択する必要もあるため、それぞれの広告の特徴を知っておく必要があるでしょう。

 

この記事では、Web広告の種類やそれぞれの特徴はもちろん、どんな場合に適した広告なのかも含め、ご紹介していきます。

 

目次を表示

      1. Web広告とは?
        1.1 Web広告の目的
        1.2 Web広告が重要視される理由

      2. Web広告の5つのメリット
        2.1 少ない費用から開始できる
        2.2 配信開始までの準備期間が短い
        2.3 ターゲティングを行った配信ができる
        2.4 効果の測定ができる
        2.5 広告内容をすぐ差し替えられる

      3. Web広告を選ぶときのポイント
        3.1 費用を確認する
        3.2 商品・サービスに適した媒体を選ぶ

      4. 【全13種類】Web広告媒体の特徴と費用

         4.1 リスティング広告

         4.2 ディスプレイ広告

         4.3 アドネットワーク広告

         4.4 リターゲティング広告

         4.5 ネイティブ広告

         4.6 アフィリエイト広告

         4.7 純広告

         4.8 記事広告

         4.9 SNS広告

         4.10 動画広告

         4.11 リワード広告

         4.12 メール広告

         4.13 デジタル音声広告

      5. 【必見】Web広告の効果を最大限に高めるコツ

         5.1 ターゲットを明確にする

         5.2 訴求点を洗い出す

         5.3 広告内容を定期的に見直す

      6. 「UNIVERSE Ads」でWeb広告の効果を最大化

      7. まとめ


 1. Web広告とは?



Web広告とは、インターネット上のメディアに掲載される広告です。検索エンジンやブログ、SNSなど、あらゆる媒体に掲載されるすべての広告を指します。

 

インターネット広告やデジタル広告も、呼び方が異なるだけでWeb広告と同じ意味です。

 


1.1 Web広告の目的



Web広告の目的

 

Web広告を出稿する目的は2つあります。

・サービスの認知
・行動の喚起

Web広告の目的の一つは、自社のサービスや商品に興味を持ってもらうことです。

Web広告を打ち出すと、多くの方に自社のサービスや商品を認知ができるので、ユーザーからの信頼につながります。直近の売り上げにはつながらなくとも、ユーザーが実際にサービスや商品が必要となった段階で、広告に打ち出した内容を想起してくれる可能性が高まります。


二つめの目的は、行動の喚起です。すでにサービスや商品の購入を検討している方がWeb広告を目にすると、購入や問い合わせを行う可能性があります。

また、過去に自社のサービスや商品を購入した方が広告を見て、リピーターになるかもしれません。このように、顕在層の行動を後押しするのも、Web広告を掲載する目的になります。

 


1.2 Web広告が重要視される理由



電通が発表した「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によると、インターネット広告媒体に投じられる費用は年々増加傾向にあります。


なぜ今Web広告が重要視されているのか、理由は下記の2つが挙げられます。


  • ・急速なデジタルデバイスの普及
  • ・コロナによる売り上げの減少

近年、スマートフォンやパソコンが急速に普及しました。それにともない、テレビや新聞などのマス広告からWeb広告へニーズがシフトしてきています。

新型コロナウイルスも広告業界に大きな影響を与えました。「2021年 日本の広告費」によると、新型コロナウィルスの影響はまだまだ大きく、屋外広告や交通広告といったプロモーションメディア広告費は減少傾向にあるそうです。そのため、外へ出かけない方の目にも届くWeb広告が重要視されるようになりました。


参照:2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析

参照:2021年 日本の広告費

 

 

 2. Web広告の5つのメリット



Web広告の5つのメリット

 

テレビや新聞に掲載されるマス広告と比較したとき、Web広告には大きく5つのメリットがあります。

 

  • ・少ない費用から開始できる
  • ・配信開始までの準備期間が短い
  • ・ターゲティングを行った配信ができる
  • ・効果の測定ができる
  • ・広告内容をすぐ差し替えられる

 

5つのメリットについて、一つずつ解説していきます。

 


2.1 少ない費用から開始できる



Web広告はマス広告と比べると、少ない費用から開始可能です。理由には、マス広告とWeb広告の課金方式の違いが挙げられます。


マス広告は広告一つあたり、数十万円~数千万円の料金がかかります。インプレッションにかかわらず、広告を掲載するだけで高額の費用が発生するのです。


一方、Web広告は、出来高制の課金方法が主流です。広告のクリックや、表示回数によって料金が発生します。そのため、あらかじめ予算の設定をしておけば、決めた予算内に費用を抑えられます。少ない費用から始められるのは、コストの面で大きなメリットです。

 


2.2 配信開始までの準備期間が短い



Web広告は配信開始までの準備期間が短いので、広告を打とうと思ったときにすぐ配信できます。


マス広告の場合は内容のチェックや交渉など準備の工数が多いため、広告を打つまでに時間がかかります。例えばCM制作の場合、3ヵ月程度の準備期間が必要です。


一方、Web広告の場合は必要な情報やデータさえあれば、即日でも配信が可能です。ブームにのった広告を配信できるので、インプレッションが得やすいでしょう。

 


2.3 ターゲティングを行った配信ができる



Web広告はサービスに適したターゲットを細かく絞って配信できます。具体的には、下記のような絞り込みが可能です。


  • ・性別
  • ・年齢
  • ・地域
  • ・検索したキーワードやその履歴
  • ・曜日・時間

広告を多くの方に配信しても、広告を見た方に興味をもってもらえなければ意味がありません。性別や年齢、地域、興味関心などターゲットを絞ると、広告に興味を持ってもらえる可能性が上がります。

 


2.4 効果の測定ができる



Web広告の場合、広告にどのくらいの効果があったのか測定可能です。効果の測定ができる項目は、具体的には下記のものがあります。


  • ・閲覧数
  • ・クリック数
  • ・購入者数

効果データの取得と分析ができるため、無駄な広告を配信しなくて済みます。さらに、効果的な広告を効果的なタイミングで配信することも可能です。


広告にどのくらいの効果があったのか数値が測れるのは、Web広告ならではのメリットといえます。

 


2.5 広告内容をすぐ差し替えられる



マス広告の場合、一度配信した広告は差し替えが困難です。なぜならマス広告は、新聞や雑誌といった書き換えができない媒体に掲載されるためです。


一方、Web広告は広告掲載中であっても、すぐに内容を変更できます。効果測定をして反応が悪かったら、よりよい内容への差し替えも短時間で可能です。柔軟性が高いのはWeb広告ならではのメリットでしょう。

 

 

 3. Web広告を選ぶときのポイント



ひとくちにWeb広告と言えど、種類は多岐にわたります。種類が多いために、どうやって選べばいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

 

Web広告を選ぶときのポイントは下記の2つです。

 

Point

・費用を確認する

・商品・サービスに適した媒体を選ぶ

どのWeb広告を選んでいいか迷ったときには、2つのポイントを指標にしてください。

 


3.1 費用を確認する



Web広告は掲載する媒体によって、費用が大きく変わります。費用形態は以下の6つです。


  • ・クリック課金型
  • ・インプレッション課金型
  • ・成果報酬型
  • ・配信数型
  • ・広告視聴単価型
  • ・ページビュー保証型

例えば予算が少ないときは、「クリック課金型」や「インプレッション課金型」を検討しましょう。反応があった時にだけ費用が発生するので、無駄がありません。


一方、予算が多く確保できるのであれば、継続的なファンを獲得できる可能性がある「配信数型」が適しています。

このように、自社の予算に合った広告を選ぶと、無駄なく効果的にWeb広告を運用できます。

 


3.2 商品・サービスに適した媒体を選ぶ



掲載したい商品・サービスに適した媒体を選ぶのも大切です。なぜなら、媒体によって広告の表示方法や利用ユーザーが異なるからです。


例えば文字がメインのメール広告に、見た目が美しいケーキをアピールしても良さはあまり伝わりません。写真メインでスイーツが好きな層が多いInstagramに広告を掲載する方が、インプレッションを得られます。


このように、商品・サービスに適した媒体を選びましょう。

 

 

 4. 【全13種類】Web広告媒体の特徴と費用



Web広告媒体の特徴と費用

 

Web広告媒体は主に13種類あります。

 

  • ・ リスティング広告
  • ・ ディスプレイ広告
  • ・ アドネットワーク広告
  • ・ リターゲティング広告
  • ・ ネイティブ広告
  • ・ アフィリエイト広告
  • ・ 純広告
  • ・ 記事広告
  • ・ SNS広告
  • ・ 動画広告
  • ・ リワード広告
  • ・ メール広告
  • ・ デジタル音声広告

 

媒体ごとによって特徴は異なります。それぞれのメリット・デメリット、費用をご紹介しますので、商品・サービスに適した媒体を選ぶ参考にしてください。

 


4.1 リスティング広告



リスティング広告とは、検索キーワードに応じて、検索結果画面に表示するテキスト広告です。


キーワードに応じて広告が表示されるため、もともと商品やサービスに関心があるユーザーに広告を見てもらえます。逆に言えばキーワードに関係ないユーザーには表示されないので、認知の拡大には向いていません。


費用形態は、クリック数に応じて費用が発生するクリック課金型です。低予算から始められるのは大きなメリットですが、人気のキーワードの場合は1クリックあたりの単価が高騰する可能性があります。


リスティング広告を検討する場合は、キーワード選定を慎重に行いましょう。


<リスティング広告の特徴>

 

費用形態

クリック課金型

ターゲット

顕在層

メリット

・低予算から始められる

・即効性が高い

デメリット

・クリック単価が高額になる可能性がある

・潜在層へのアピールが難しい

おすすめの方

ターゲットが決まっていて、すぐ商品・サービスを提供したい方

文字で表現しやすい商品・サービスがある方

 

 


4.2 ディスプレイ広告



ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に表示される広告です。


リスティング広告とは違い、文字だけでなく画像や動画が表示されるので目を引きやすいメリットがあります。そのため、より多くの方に自社のサービス・商品をアピールできます。


サービス・商品に興味がない方へも表示されるため、リスティング広告と比較すると、短時間での売り上げに直結しにくいのがデメリットです。


そのため、売上重視ではなく、徐々に商品・サービスの認知を拡大していきたい方にディスプレイ広告が向いているでしょう。


<ディスプレイ広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・インプレッション課金型

ターゲット

潜在層

メリット

・目を引きやすい

・クリック単価が安い

デメリット

短時間での売り上げにはつながりにくい

おすすめの方

商品・サービスの認知を拡大したい方

 


4.3 アドネットワーク広告



アドネットワーク広告とは、ディスプレイ広告の一種です。複数の広告媒体を束ねたネットワークを通じて、様々なWebサイトにまとめて広告を配信します。


Web広告の入稿規定は媒体によって異なります。そのため、複数の媒体に広告を掲載するとなると、通常はそれぞれの入稿規定に合わせたデータを作成しなければなりません。


アドネットワーク広告の場合は、入稿規定に合わせたデータを一つ作るだけで複数の媒体に掲載できます。このような理由から、手間なく複数の媒体に広告を掲載したい方に最適です。


ただし、広告掲載する媒体の指定ができない点には注意が必要です。


<アドネットワーク広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・インプレッション課金型

ターゲット

・潜在層

・顕在層

メリット

・複数メディアに一括配信できる

・効果測定しやすい

デメリット

掲載する媒体の指定ができない

おすすめの方

複数媒体に広告掲載したい方

 


 4.4 リターゲティング広告



リターゲティング広告とは、過去にWebサイトに訪れたユーザーに絞り込んで配信する広告です。


商品やサービスに興味を持っている層に直接アピールできるため、コンバージョン率が高い傾向があります。一方で、過去にWebサイトへ訪問していない方には配信されないため、認知の拡大や新規ユーザーの獲得には向いていません。


ターゲットを顕在層に絞り、すぐ売り上げにつなげたいのであれば、リターゲティング広告の導入を検討してはいかがでしょうか。


<リターゲティング広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・インプレッション課金型

ターゲット

顕在層

メリット

コンバージョンしやすいユーザーにアプローチできる

デメリット

潜在層へのアピールには不向き

おすすめの方

顕在層に絞ってアプローチしたい方

 


4.5 ネイティブ広告



ネイティブ広告とは、Webサイトの記事や投稿に自然な形で溶け込んだ、一見すると広告には見えない広告です。


文章や画像、デザインなどをWebサイトに合わせるため、広告特有のプッシュ感がありません。そのため、広告を見た方に受け入れられやすいメリットがあります。


一方で、Webサイトに馴染むデザインを考えるのに手間がかかる、また、顕在層に直接アピールはできないのはデメリットです。短時間での売り上げにつなげたいのであれば、別の広告媒体を利用しましょう。

 

<ネイティブ広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・インプレッション課金型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

メリット

広告を見た方に受け入れられやすい

デメリット

・記事や投稿に馴染むデザインを考える必要がある

・短時間での売り上げにはつながりにくい

おすすめの方

商品やサービスの認知を拡大したい方

 


4.6 アフィリエイト広告



アフィリエイト広告とは、アフィリエイターがWebサイトに掲載する広告です。商品の購入や資料請求など、広告主が設定したコンバージョンに至ったときに報酬が発生する仕組みです。


費用形態が成果報酬型なので、コンバージョンに至らなかった場合には費用が発生しません。そのため、コストパフォーマンスが優れています。


ただし、商品・サービスをどのように宣伝するかはアフィリエイター次第です。商品・サービスのイメージとプロモーションがずれる可能性もあります。


あまりにもイメージとかけ離れている場合にはプロモーションを中止できますが、それまでの時間が無駄になってしまいます。明確なイメージがある商品やサービスを、アフィリエイト広告で打ち出す際には注意が必要です。

 

<アフェリエイト広告の特徴>

 

費用形態

・成果報酬型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

・顕在層

メリット

・マーケティングに割く労力を削減できる

・コストパフォーマンスがよい

デメリット

・商品のイメージとプロモーションがズレる可能性がある

・成果が出るまで時間がかかる場合がある

おすすめの方

費用対効果を重視する方

 


4.7 純広告



純広告とは、広告を掲載する媒体や広告枠を事前に契約し、一定の期間確実に表示される広告です。


純広告の広告枠は、Yahoo!JAPANや新聞社など大手メディアが多くを占めています。費用さえ払えば大手メディアに広告が確実に表示されるので、幅広い層への認知拡大が可能です。


ただし、ほかの広告媒体と比べると費用が高い傾向にあります。また、広告内容は原則途中で変更できません。広告内容を調整する可能性がある場合は、一回あたりの契約期間を短くするとよいでしょう。

 

<純広告の特徴>

 

費用形態

・期間保証型

・インプレッション保証型

・クリック保証型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

・顕在層

メリット

・広告を確実に掲載できる

・幅広い層に認知を拡大できる

デメリット

・費用が高い

・広告の内容を途中で変更できない

おすすめの方

・予算に余裕がある方

・商品やサービスの認知を拡大したい方

 


4.8 記事広告



記事広告とは、Webサイト内の記事として自社の商品やサービスが掲載される広告です。自社の商品・サービスに関連したメディアに掲載すれば顕在層に、大手メディアに掲載すれば関心層にもアプローチできます。


大手メディアの知名度を活かして商品・サービスをアピールできるため、読み手の信頼を得やすいメリットがあります。また、通常の記事と同じように掲載されるので読み手に受け入れやすいのも特徴です。


費用はWebサイトの規模によって異なりますが、ほかの広告媒体と比べると高額な傾向があります。予算に余裕がある際に検討してみるとよいかもしれません。

 


4.9 SNS広告



SNS広告とは、SNSのプラットフォームに配信する広告です。具体的な媒体には、TwitterやInstagram、Facebookが挙げられます。


SNSは登録する際に地域、性別、年齢などを登録します。そのため、広告を打ち出す時にはデータを活用した詳細なターゲット設定が可能です。


SNS広告ならではのデメリットとして、炎上のリスクが挙げられます。広告の反応を重視するあまり、行き過ぎた表現やセンシティブな内容を発信してしまうと、炎上するかもしれません。企業のイメージ悪化や、謝罪する事態につながる可能性もあるので、投稿内容には十分注意しましょう。

 

<SNS広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・インプレッション課金型

・インストール課金型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

・顕在層

メリット

・ターゲットの設定を詳細にできる

・広告を見た方に受け入れられやすい

デメリット

炎上のリスクがある

おすすめの方

・商品やサービスの認知を拡大したい方

・売り上げを伸ばしたい方

 


4.10 動画広告



動画広告とは、動画を使用した広告です。具体的な媒体にはYouTubeやTikTokが挙げられます。


メリットは動画ならではの目の引きやすさと、伝えられる情報の多さです。アメリカの調査会社Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士の発表によると、1分間の動画から伝わる情報量は、文字換算で180万語、Webページに換算すると約3,600ページ分になるそうです。


そのため、より多くの情報を伝え、商品のサービスや認知を拡大したいのであれば、動画広告が適しています。


ただし、動画の作成は画像や文字の作成と比べて、時間も費用もかかります。予算やスケジュールを鑑みて検討しましょう。

 

<動画広告の特徴>

 

費用形態

・インプレッション課金型

・再生回数課金型

・表示回数課金型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

メリット

・目を引きやすい

・多くの情報をアピールできる

デメリット

動画作成に時間・費用がかかる

おすすめの方

商品やサービスの認知を拡大したい方

 


4.11 リワード広告



リワード広告とは、広告に関する一定の条件を満たしたユーザーに報酬が付与される広告です。一定の条件には、広告動画の視聴やダウンロードなどが挙げられます。


リワード広告は、広告を視聴したユーザー側にもメリットがあるため、広告が最後まで視聴されやすいのが特徴です。ただし、広告の配信回数が多過ぎるとユーザーに不快感を与えるリスクもあります。


商品やサービスの認知拡大にリワード広告を使用する場合は、配信の頻度に気を配りましょう。

 

<リワード広告の特徴>

 

費用形態

・成果報酬型

・インストール成果型

ターゲット

・低関心層

・潜在層

・顕在層

メリット

広告が視聴されやすい

デメリット

広告の配信回数が多いとユーザーに不快感を与える

おすすめの方

商品やサービスの認知を拡大したい方

 


4.12 メール広告



メール広告とは、電子メールで配信される広告です。過去に商品を購入した方や、興味を持っている方に絞って広告を配信できます。


興味関心を持つ方が広告を見るため、コンバージョンにつながりやすいメリットがあります。


ただし、メールを開いてもらわなければ広告の意味はありません。また、商品やサービスの存在を知らない低関心層への認知を広めるのは困難です。

 

<メール広告の特徴>

 

費用形態

・クリック課金型

・配信数課金型

・一斉配信契約型

ターゲット

顕在層

メリット

コンバージョンしやすいユーザーにアプローチできる

デメリット

・メールを見てもらえない可能性もある

・認知の拡大にはつながらない

おすすめの方

顕在層に絞ってアプローチしたい方

 

 

 4.13 デジタル音声広告



デジタル音声広告とは、デジタル音声に特化したメディアで配信される広告です。主な配信先として、Spotifyやradikoが挙げられます。


無料の音声メディアの多くは、広告のスキップ機能が付いていません。そのため、広告を最後まで聞いてもらえます。


また、耳からの情報は記憶に残りやすいと言われています。商品やサービスの認知を拡大したいのであれば、デジタル音声広告は適した広告媒体といえるでしょう。


しかし、デジタル音声広告の市場は発展途上にあります。広告を届けられるユーザー数が、まだ限られている点がデメリットです。

 

<デジタル音声広告の特徴>

 

費用形態

ユーザー数によって変動

ターゲット

・低関心層

・潜在層

メリット

・広告がスキップされにくい

・記憶に残りやすい

デメリット

市場が拡大途上である

おすすめの方

商品やサービスの認知を拡大したい方

 

こんなターゲティングできる?

 

 

 5. 【必見】Web広告の効果を最大限に高めるコツ



Web広告を配信するには、多少なりとも費用がかかります。せっかくWeb広告を配信するのであれば、最大限の効果を得たいものです。効果を最大限に高めるには下記の3つのコツがあります。

 

  • ・ターゲットを明確にする
  • ・ 訴求点を洗い出す
  • ・ 広告内容を定期的に見直す

 

これらのコツをわかりやすく解説していきます。

 


5.1 ターゲットを明確にする



Web広告を掲載する際にはターゲットを明確にしましょう。年齢・性別はもちろん「ペルソナ」を設定すると、より明確なターゲット像が作れます。


例えば化粧品を売るときに「10代から70代向けの化粧品です」と広告を配信しても、誰も気に止めません。一方、ターゲットを明確にし「30代の仕事が忙しい女性に向けた、肌に優しい化粧品です」と広告を配信したらどうでしょうか。ターゲット像に近い方の目に入れば、詳細を知りたくなる可能性があります。


このように、ターゲットを明確にすると、ターゲットに響く広告を掲載できるような、より効果的な配信ができます。

 


5.2 訴求点を洗い出す



訴求点とは、消費者が魅力を感じるアピールポイントです。自社の訴求点を洗い出し、魅力や長所を明確にすると、広告を見たときにユーザーが想像しやすくなります。これにより、競合他社とも差別化がはかれます。


例えば化粧品一つ取っても、オーガニックなのか、珍しいカラーなのか、香りがよいのか、など魅力はそれぞれ異なるはずです。


訴求点を洗い出して消費者にとって魅力が感じられる広告を打ち、広告効果を高めましょう。

 


5.3 広告内容を定期的に見直す



トレンドや流行、ユーザーは常に変化しています。そのため、定期的に広告内容を見直し、ニーズに合わせる必要があります。


Web広告ならではの広告内容をすぐ差し替えられるメリットを活かし、Web広告の効果を最大限に高めましょう。

 

 

 6. 「UNIVERSE Ads」でWeb広告の効果を最大化



UNIVERSE Ads

 

「UNIVERSE Ads」とはマイクロアドが提供する広告配信プラットフォームです。

「UNIVERSE Ads」の特長は以下の3つが挙げられます。

 

  • ① 業界特化型マーケティングの実現
  • ② 自由度の高いターゲティングの構築
  • ③ 多彩なフォーマットへの対応

 

「UNIVERSE Ads」を利用すれば、マーケティングのニーズに合わせたデータ分析や広告配信ができます。

配信前のターゲティングはもちろん、配信後にはデモグラ/Web行動履歴の分析が可能なので、より適切なターゲットにリーチ可能です。

また、フォーマットは静止画だけでなく、インバナー動画やネイティブ広告にも対応しています。

 

より効果的にWeb広告を配信するために、一度「UNIVERSE Ads」をチェックしてください。


参照:【公式】「UNIVERSE Ads」-DSP広告

 

 

 7. まとめ



本記事ではWeb広告について解説しました。

 

Web広告はデジタル化とコロナ禍の現代において、サービスの認知・行動の喚起の重要な手段です。新聞やテレビといったマス広告と比べると、少ない費用から始められたり、内容の差し替えが安易だったりといったメリットがあります。

 

Web広告には13種類もの媒体があるため、それぞれの特徴を理解し自社サービス・商品にあった広告の選択が重要です。また、さらに効果を発揮できるよう、ターゲットの明確化や訴求点を洗い出し、広告内容の見直しは忘れずに行ないましょう。

 

広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」を利用すれば、適切なターゲットにリーチできるので、より効率よくWeb広告を配信できます。さらに、AIによる自動入札アルゴリズムを採用しているため、適正価格での入札と広告配信が可能です。

Web広告の効果を最大限に発揮したいのであれば、「UNIVERSE Ads」の導入をご検討ください。

 

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