【SSPとは?】仕組みやDSP・アドネットワークとの違いを解説します!

アドテクノロジーを学んでいくと必ずと言っても良いほど出会う言葉、SSP。

調べてみても、専門用語が多くよくわからない‥ということも多いかと思います。

 

この記事ではSSPとは何なのかを、できるだけ専門用語を使わずにわかりやすく解説していきます。

 

この記事はこんな方におすすめです。

 

・WEBマーケターになって間もない方
・新卒でWEBマーケティング関連のお仕事についている方

・SSPの基礎を知りたい方

 

 

 

 

 

 

 

 1.SSPとは?

 

 

1.1 SSP = Supply Side Platform


 

SSPとは「Supply-Side-Platform」の略で、Supply-Side(媒体社、メディア)が広告収益を最大化するためのプラットフォームです。

 

 

接続しているDSPやアドネットワークの広告の中で、一番単価が高いものを自動で選んで配信してくれるシステムです。

 

 

 

1.2 DSPとの違い


 

SSPと併せて必ずと言っていいほど目にするのがDSP。

 

 

「Demand-Side-Plattform」の略称で、Demand-Side(つまり広告主)が広告効果を最大化するためのプラットフォームです。

 

※DSPについて詳しく知りたい方はこちら併せてご覧ください。

 

 

目標値(CPAやCPC)を設定すると、広告のターゲット設定、広告枠の買付、クリエイティブ最適化を自動で行い、広告効果を最大化できます。

 

 

つまり、SSPは「広告を受け取る側(メディア側)」のプラットフォームであるのに対して、DSPは反対の「広告を配信する側(広告主側)」のプラットフォームで、双方の間で広告がやりとりされているということです。

 

 

 

 

1.3 SSPの仕組み


 

それでは、どのように広告がやりとりされているのかをSSPの仕組みと併せて解説していきます。

 

 

SSP-DSP間の広告のやり取りは「RTB(RealTimeBidding)」という仕組みで行われます。その名の通り、リアルタイムに入札、オークションを行うということです。

 

 

では、その一連の流れを見ていきましょう。

 

 

 

1.3.1 インプレッションの発生


 

ユーザー(ここでいうAさん)がSSPを設置しているメディアの広告枠に接触すると、SSPに連絡(リクエスト)がきます。SSPは持っているデータや登録されている情報から、このリクエストがどのようなユーザー/どのような枠/どのようなカテゴリからかといった情報を取得します。

 

 

 

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1.3.2 SSPからDSPにリクエスト


 

これらの情報をあらかじめ決められた方法でDSP各社に通知します。

 

どのような情報を通知するかはDSPごとに異なります。

 

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1.3.3 各DSP内でオークションを行う


 

DSP各社の入札最適化ロジックに基づき、それぞれのDSP内でオークションが行われ、入札できる広告主を決定します。

 

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1.3.4 DSPから入札


 

各DSPから「このインプレッションならいくらで買う」という入札がSSPに送られます。

 

 

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1.3.5 SSPで入札を処理する


 

SSPは、各入札がフロアプライス以上かを確認します。

 

フロアプライスとは、最低入札金額のことで、この金額以上ではないと入札は受け入れないという金額のことです。フロアプライスは、DSPには開示されることもあれば、されないこともあります。

 

 

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フロアプライス以上の価格を満たした広告主の中で、一番高い広告主の広告が配信されます。

 

 

 

 

 2.アドネットワークとの違い

 

 

SSPの比較対象としてよくあがってくるのが、アドネットワークです。

 

アドネットワークとは、複数の広告媒体(Webサイトやソーシャルメディア、ブログ等)を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信する仕組みです。

 

 

2.1 SSPとアドネットワークの3点比較


 

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まず課金形態と単価が異なります。

 

多くのアドネットワークがクリック課金の固定単価なのに対して、SSPは表示課金で高単価です。

 

 

これは前述したようにSSPの仕組みが、1表示ずつオークションによる買付を行っている、かつ、最低入札価格(フロアプライス)を設定することができるためです。

 


次に、カバレッジが異なります。

 

カバレッジとは日本語で”網羅率”という意味で、広告枠の全リクエスト数に対してどれだけ実際の広告を返せているかの割合を指します。

 


SSPは、高単価の広告が配信できる代わりに、カバレッジが低いので、すべての在庫を埋められるわけではありません。(アドネットワークは、ほぼすべてのリクエストを埋められます)

 

 

最後に運用の手間についてです。SSPは基本的に自動運用ですが、アドネットワークは手動で各媒体への単価調整をかけていきます。

 

 

2.2 どういう使い分けがおすすめか


 

メディアからすると、高単価で質の良い広告を出せるSSPと、低単価だが確実に空き枠を埋めることができるアドネットワーク。

 


どちらを利用すれば良いか迷うシーンも出てくるかと思います。
それぞれ違った良さがありますので、基本的には、SSPもアドネットワークも併用するのがお勧めです。

 

 

 

 

 3.国内の主要事業社

 

 

国内でSSPを提供している事業者のいくつかを特徴と併せて紹介します。

 

 

3.1 Microad COMPASS


 

 

株式会社マイクロアドが提供するSSP。

国内最大級の自社DSP「UNIVERSE Ads」と接続しており、高単価な独自案件の配信が可能。純広告含めたすべての配信を一元管理するアドサーバー機能も備わっている。

 

※UNIVERSE Adsについて詳しく知りたい方はこちらを併せてご覧ください。

 

 

3.2 Fluct


 

 

株式会社fluctが提供するSSP。

通常のバナー広告以外にも、インタースティシャル・レコメンド・テキスト広告など多用なフォーマットに対応していることが強み。

 

 

3.3 GMO SSP


 

 

GMOアドマーケティング株式会社が提供するインフィードに強いSSP。

インフィード枠へ動画配信も可能。サイト回遊を促進させるレコメンドウィジェット「TAXEL」も同社が運営。

 

 

3.4 Geniee SSP


 

 

株式会社ジーニーが提供するSSP。

他社レポートの一元管理が可能で、リアルタイムに近い頻度で最適化をかけるスマートイールド機能も搭載。

 

 

3.5 Ad Generation


 

 

Supership株式会社が提供する国内最大級のSSP。

アプリ面に強みを持ち、全画面インタースティシャル、動画リワード広告なども提供。

 

 

 

 

 4.直近、SSPで起こっていること

 

 

近年のアドテク業界では、広告品質を改善する流れが起こっています。

 

ここではその代表とも言える取り組み「PMP配信」「ヘッダービッディング」について簡単に触れておきます。

 

 

 

4.1 PMP配信


 

「広告の配信先が不透明」、「配信を継続的に行って効果が良い面がわかったからそこへの入札を強化したい」そんな声をもとに普及してきたのが、PMP(プライベートマーケットプレイス)です。

 


簡単に言うと、広告を掲載する掲載媒体と広告主を限定した取引のことです。

 


PMPにもいくつか種類があり、在庫数まで確約して固定単価で配信を行う純広告に近いものもあれば、通常より高いフロアプライスで優先的に入札を行うといったものもあります。

 

 

 

4.2 Hedder Bidding


 

従来、メディアがSSPを導入する際には、まずリクエストを1つのSSPに送り、そのSSPで広告が配信されなかった場合に次のSSPにリクエストを渡す、「ウォーターフォール」という仕組みが一般的でした。

 


しかし、それでは2番手以降のSSPが、1番手より高い単価で買付ができた場合の機会損失が発生します。そこで誕生したのがヘッダービッディングという仕組みです。

 

 

 

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ヘッダービッディングを簡単に解説すると、接続しているすべてのSSPで一斉にオークションを行う仕組みです。これにより広告主はより良質なリクエストを買付することができ、メディア側はより高い価格でリクエストを買ってもらうことが可能になります。

 

 

 

 

 

 

 5.まとめ

 

 

いかがでしたか?SSPやアドテクノロジーについて少しでも理解が深まったでしょうか?

株式会社マイクロアドでは、国内最大級のDSPとSSPを提供しております。なかでも、DSPは2021年に新しく「UNIVERSE Ads」という新製品をリリースいたしました。

 

前述したようなPMP・ヘッダービッディングにも対応しています。


媒体資料もダウンロード可能ですのでご興味があれば下記より、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 媒体資料ダウンロードはこちら

 

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