▼こんな方におすすめです
・購買データを活用した広告配信に興味がある方
・飲料・食品向けジャンル商材の広告配信を検討している方
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飲料・食品業界では、生活様式の変化やその時代特有の需要に合わせた特性を持つ商品が次々と発売・リニューアルされています。
近年ではコロナの影響もあり、健康志向のニーズに特化した商品の発売や、SDGsの取組みが目立つようになってきました。
健康志向が高い商品では、グルテンフリーのパンや減塩商品などさまざまな商品があります。
飲料の分野でも、健康志向の高まりから“Sober Curious(ソバーキュリアス)”と呼ばれる、お酒は飲めるが”あえて飲まない人”が増えてきており、ノンアルコールや微アルコールといった市場が急成長しています。
下図は厚生労働省が発表している世代別の飲酒割合比較となっており、全世代で飲酒割合が減っています。
※出典1:厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」
※出典2:厚生労働省「飲酒習慣者の年次推移(性・年齢階級別)」
また、下図では健康志向に関連するキーワードの検索数が年々上昇傾向にあることを表しています。
更にSDGsの観点からペットボトル飲料などの商品はラベルレス化もみられ、時代によって様々な新商品が発売されています。
飲料・食品業界の市場について解説しましたが、次は飲料・食品業界におけるターゲットの考え方について解説します。
飲料・食品業界では、同じ商品でもその時代や時期に合わせて、商品のテーマや訴求内容、ターゲットユーザーが異なるため、毎回同じ施策を実施するというわけではありません。
某炭酸飲料の実例ですが、コロナ前までは“お出かけ時に飲む炭酸飲料”だったのが、コロナ禍で外出を自粛している人が増えたことにより、“家で家族と一緒に飲む炭酸飲料”にブランディング戦略を変更したため、それに伴いターゲット層がお出かけしている若者から「子どものいる主婦層」に変わりました。
時代や市場の流れを捉え、Web広告施策の目的を明確に定め、最適なターゲティングで施策を実施することが重要となります。
マイクロアドは飲料・食品業界向けに、“Pantry”というWeb広告サービスを提供しています。
Pantryとは、マイクロアドが保有している「実購買データ」や「Webコンテンツ閲覧データ」、「位置情報データ」をもとに商品特性に合わせたターゲティングが可能なマーケティングデータプラットフォームです。
広告配信のみならず、配信した広告効果を実購買・態度変容などの軸で分析・可視化することが可能となります。
ここではPantyの特徴を紹介します。
① 実購買データを活用しオフラインの購買行動を捉えるターゲティング
マイクロアドでは、ポイントカード情報やクレジットカード決済情報をはじめとする、国内最大級の購買データを保有する企業様とデータ連携をしています。
購買データを活用することで「自社商品購入者」「自社商品未購入者」「競合商品購入者」「商品購買頻度」といったさまざまな条件を指定したターゲティングが可能です。
そのため、オンラインデータでは判定ができないオフラインの購買履歴をもとにしたターゲティングで広告を配信することが可能になります。
② ユーザーのモーメントを捉えたアプローチ方法
ユーザーは1日を過ごしていく中で「〇〇したい」という欲求が多く存在します。
マイクロアドでは「〇〇したい」と思う瞬間を”モーメント”と呼び、モーメントにあった最適なアプローチ方法をご提案しています。
同じ人物であっても時間やシチュエーションが異なれば、行動や欲求が変化します。
「〇〇したい」と思う瞬間に最適なターゲティングで広告を配信することで、より適切なタイミングでターゲットにアプローチすることが可能となります。
③「実購買データ」と「リアルタイム来訪データ」を活用した一気通貫のターゲティング施策
「実購買データ」と「リアルタイム来訪データ」の両方を活用することで、商品認知~店舗での販売促進まで 一気通貫したマーケティングが可能になります。
例えば、ある新商品のプロモーションにおいて、「過去に類似商品を購入したことのあるユーザーに広告を配信」したり、新商品を取り扱っているコンビニやスーパーなどの「実店舗付近に来訪したユーザーにプッシュ通知をする」といった販売促進を行えることが理想的と考えられますが、Pantryのターゲティング技術を活用すると、これらの施策展開を一気通貫で実施することが可能です。
④ Web広告施策の効果を可視化
前述した通り、Pantryでは広告配信後の効果の可視化が可能です。
広告配信後に購買リフト調査やアンケート調査を実施することで、「どれくらい商品が購買されたか」「商品の認知拡大にどの程度寄与したか」まで把握することができます。
広告配信のみで終わらせず、配信後に分析・効果を可視化することにより、次回施策のプランニング時に活用できます。
Pantryでは、商材やプロモーションの目的に合わせて最適なターゲティングメニューをご利用いただくことが可能です。
ここではPantryで提供可能なターゲティングメニューを紹介します。
① デモグラフィックターゲティング
性別や年齢を指定してターゲティングする手法で、より多くのターゲットにアプローチする際に使用します。
特にアルコール類のプロモーションでは、年齢指定が必須となります。デモグラ指定を行い、確実にターゲット層へ広告を配信することが可能です。
② プレースメントターゲティング
特定のWebサイトや広告枠を指定して広告を配信し、ユーザーにアプローチする手法となります。ターゲットユーザーと相性の良いWebサイトにのみ広告を配信することができるため、より商品の購買確率が高いユーザーにアプローチすることが可能になります。
③ コンテンツ閲覧データを利用したターゲティング
④ 購買データを利用したターゲティング
ポイントカード情報やクレジットカード決済情報、レシートデータを活用し、ユーザーが購買した商品を指定してターゲティングする手法になります。オンライン上の行動データを活用したターゲティング手法である①〜③とは異なり、オフラインでの購買行動をもとにユーザーにアプローチできるため、訴求商材の購買可能性がより高いユーザーに広告を配信することが可能となります。
⑤ 位置情報ターゲティング
Pantryで使用する位置情報ターゲティングは主にWi-Fiを使用するリアルタイムでのプッシュ通知広告となります。プッシュ通知とは、ユーザーのリアルタイム位置情報を活用して、Wi-Fiを検知したタイミングでスマートフォンなどのタブレット端末のロック画面やホーム画面に表示される広告となります。
プッシュ通知広告の最大の特徴は視認性が高いことです。
通常のディスプレイ広告とは異なり、Webサイトを開いていなくても広告表示がされるため、通常のディスプレイ広告よりもクリック率で約10倍の効果が出ている実績もあります。
(※弊社配信実績)
対象ユーザーの多い順に、デモグラフィックターゲティング > プレースメントターゲティング > コンテンツ閲覧データターゲティング > 購買データターゲティング > 位置情報ターゲティング となります。
「コンテンツ閲覧」「購買」「位置情報」の3つのターゲティングは「デモグラフィック」「プレースメント」の2つターゲティングに比べデータ量が少ないものの、商材を購買する可能性の高いユーザーにアプローチすることが可能になります。
近年ではコロナを機に“健康志向”、“Sober Curious”(ソバーキュリアス)といった言葉がトレンドになりつつあります。
“健康志向”や“Sober Curious”といった言葉や関連コンテンツに興味関心を持っているユーザーにアプローチするために、Pantryではコンテンツ閲覧データや購買データを組み合わせたパッケージメニューをご用意しています。
-健康志向向けターゲティング-
健康志向の高いユーザーにアプローチすることが可能です。
最近の健康志向には「高タンパク」「ビタミン・コラーゲン」などの摂る健康志向と「グルテンフリー」「減塩」などの摂らない健康志向があります。
Pantryでは両方の健康志向にアプローチするために、「高たんぱく商品好き」「減塩志向」などの健康志向に合わせた複数のターゲティングパターンを用意しております。
-Sober Curious ターゲティング-
「Sober Curious=あえて飲まない人」へ広告を配信するために、「購買データ」や「コンテンツ閲覧データ」を活用してノンアルコール関心層や微アルコール関心層を判定・ターゲティングすることが可能です。
Pantryでは広告配信後に、購買データを使用した購買リフト計測とアンケート調査を使用するブランドリフト計測があり、実施したWeb広告施策がどれほど購買や認知拡大に寄与したかを測定することが可能です。
購買リフト計測 |
広告配信後に広告接触者と非接触者のオフライン購買データを照合し、ターゲティング別やクリエイティブ別での購買差分の可視化が可能となります。 |
ブランドリフト計測 |
広告配信前・後のそれぞれのユーザー群にアンケート調査を行い商品認知のリフト値が可視化できます。
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実際にPantryで実施した訴求の実績をご紹介します。
この記事では、飲料・食品業界の市場・Web広告施策・ターゲティング手法について解説しました。
この記事でご紹介したターゲティング手法や分析手法は一例です。Pantryでは他にもさまざまなターゲティングを用いて商材の特性に合わせてセグメント作成・配信することが可能です。
是非お気軽にお問い合わせください。
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