今回は、「109シネマズ」の公式Webサイトの行動履歴を活用した、映画プロモーションの施策をご紹介します。
・映画チケットを予約しようとしている人・映画チケット予約をした人へ広告配信をしたい方
・広告配信後、映画チケットが予約されたのか効果検証をしたい方
・シネアド以外の映画プロモーションをご検討の方
・エンタメ向け広告の情報を収集している方
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「109シネマズ」は、東京を中心に全国で展開されている映画館です。劇場数は全国19拠点、年間の総観客動員数は約1,100万人を誇る、シネマコンプレックスチェーンです。
2019年度の「JCSI顧客満足度調査」によると、「109シネマズ」は映画館部門において、2年連続で顧客満足度1位を獲得しており、多くの方から高い評価をうけています。
「109シネマズ」で映画のチケットを購入する方法は2つあり、映画館の受付で購入する方法と「109シネマズ」の公式サイトから予約する方法があります。
マイクロアドでは、「109シネマズ」のWebサイトの行動履歴を、個人を特定しない統計的な情報として、ターゲティング広告や効果計測に活用しています。
「109シネマズ」のデータを活用したターゲティング広告では、Webサイト上における過去の映画チケットの予約履歴などから、ターゲティングを設定することが可能です。
「洋画」や「邦画」のジャンル指定から、「スパイダーマン」や「アベンジャーズ」といったマーベルシリーズを指定することも可能です。また特定の俳優を指定し、例えば「ジョニーデップの過去の出演作品」などといったターゲティング設定も可能です。
上記のようなターゲティング広告をおこなうだけでなく、広告の配信後に、広告に接触したユーザーが、その後「109シネマズ」でチケットの予約をしたのか否かなど、チケットの購買検証をおこなうこともできます。
一般的なエンタメ向けのインターネット広告の場合、“映画の公式サイト” と “チケットの予約サイト” が、違う会社によって運営されていることが多いため、広告接触者が映画のチケット予約をしたのかを把握することはできません。
ですが、「109シネマズ」のターゲティング広告を活用することで、Webサイトを横断して効果計測することができます。
また、広告に接触したユーザーの購買率だけでなく、広告に接触しなかったユーザーの購買率の検証も可能なほか、接触者と非接触者を比較することで、広告の影響によってチケット購入がどれほど促されたのかを確認することが可能です。
シネアドとは、映画館で本編の上映前に放映される広告のことで、「シネマ・アドバタイジング」(通称:シネアド)といいます。
エンタメ向け広告と言えば、シネアドと思う方も多いのではないでしょうか。
巨大スクリーンに臨場感溢れる広告を放映することができ、本編上映前の集中した状態で視聴されます。
シネアドと「109シネマズ」のターゲティング広告では、どのような違いがあるのでしょうか。
ターゲティング広告とシネアドの違いの1つ目は、ターゲティングができるか否か、という点です。
シネアドは映画館で広告を配信するため、現在放映している作品に興味のあるユーザーへ向けた広告となります。
一方で、ターゲティング広告では、過去に映画を予約したユーザーへのアプローチが可能です。
シネアドを視聴したユーザーが、その後シネアドで告知されていた映画を予約したのかは、確認することができません。
一方でターゲティング広告では、「109シネマズ」のWebサイト上でチケットを予約したかを確認することができます。
巨大スクリーンに臨場感溢れる環境で放映されるシネアドに対して、「109シネマズ」のターゲティング広告では、バナー広告や動画広告が対象となります。
ブログやニュースサイトをみているときに表示される広告と、本編上映前の状態で放映されるシネアドでは、シネアドの方が集中した状態で視聴されます。
この記事では「109シネマズ」のターゲティング広告について紹介しました。
シネアドと「109シネマズ」のターゲティング広告では、それぞれメリットとデメリットがあるため、広告主の要望にあわせて、それぞれの媒体を活用していきましょう。
また、両方の媒体を組み合わせて使うことで、臨場感溢れる環境でシネアド放映後に、チケット予約者に新作の映画の広告を行うことも可能です。
詳細資料のダウンロードはこちらから可能ですので、是非ご活用頂けると幸いです。
▼「109シネマズ」のターゲティング媒体資料はこちら